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MASMでHELLO WORLD

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MASMでHELLO WORLDを表示するプログラムを作りました。

★HELLO.ASM★
	ASSUME	CS:CODE,DS:CODE
CODE	SEGMENT

	ORG	100H

START:	MOV	DX,OFFSET MSG
	MOV	AH,9
	INT	21H
	
	INT	20H

MSG	DB	'HELLO WORLD!$'

CODE	ENDS
	END	START
★コンパイル方法★
1.MASMでコンパイルしてOBJを作成します。
e.g.)MASM HELLO
2.LINKでOBJをEXEに変換します
e.g.)LINK HELLO
3.EXE2BINでEXEをCOMに変換します
e.g.)EXE2BIN HELLO.EXE HELLO.COM
4.HELLO.COMを実行します

★スクリーンに文字列を出力する★
INT 21H - Function 09H
ファンクション09Hではスクリーンに文字列を出力します
DS:DXには出力する文字列のオフセットを入れます。
このシステムコールでは$が終端記号であるため、
必ず最後が$で終わる必要があります。
また、13,10は改行コードで、例えば、

MSG	DB	'HELLO',13,10,'WORLD$'

という文字列では、

HELLO
WORLD

というように改行して出力します。

★プログラム終了の作法★
プログラムを終了させる方法は3つあります。
1.INT 20Hを使用する (v1.25)
	INT	20H
2.Function 00Hを使用する (v1.25)
	MOV	AH,0
	INT	21H
3.Function 4CHを使用する (推奨)
	MOV	AH,4CH
	INT	21H

Function 00HはINT 20Hを呼び出す割込でINT 20Hと同じです。
MS-DOS1.25ではFunction 4CHに対応していないため
INT 20HまたはFunction 00Hを使用します。

一方、2.0以降ではFunction 4CHによる終了が推奨されています。

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