★概要
・5"2D版のMS-DOS 2.0はタイムスタンプが"831031"で
同じ"831031"の5"2DD版、8"2D版も存在する。
・タイムスタンプが"830917"のMS-DOS 2.0では、
320KB FDDの認識ルーチンを一切持たない。
・-122以降のDOS 2.0でも320KB FDDの認識ルーチンは存在せず、跡形もない。
・運よく"831031"のMS-DOS 2.0が手元にある人専用のページ
★FORMATの挙動について
・Ver 2.2以降のFORMATが対応。 (-122添付のVer 2.50でもOK)
・/Sオプションをつけると256バイト/セクタ、通常は512バイト/セクタ。
・512バイト/セクタは2.0以降、2DDドライブから読み取りのみが可能。
・256バイト/セクタは1.25と2.0の5"2D版のみ読み書き可能。
・PC-8031-2W, 80S31の仕様として256バイト/セクタ以外のディスクは起動しない。
512バイト/セクタのディスクにSYSでシステムを転送しても起動しないため注意。
・PC-80S31用スイッチの組み合わせは以下の通り。
1D/8: FORMAT C: /1
1D/9: FORMAT C: /1 /9 ←メッセージは160KBと出るが、容量は179,712バイト
2D/8: FORMAT C: (/S)
2D/9: FORMAT C: /9 ←メッセージは320KBと出るが、容量は362,496バイト
★320KB FDDを使うには?
・IO.SYSの先頭から+0080アドレスの1ビット目を1にする
・ここがスイッチとなって割当ルーチンが有効化する
[+0080] 1C → 1D
〇DEBUGを用いた改造方法
A>DEBUG
-L 0 0 B 1
-E 80
11B8:0080 1C.1D
-W 0 0 B 1
-Q
★320KB FDDから起動するには?
・Ver1.25と異なり、IO.SYSは無改造で起動可能。
・5"2D用IPLはVer 2.2のFORMATにしか収録されていないため、
持っていない場合はIPL改造が必要。
↑そもそも831031のIO.SYSがある時点でFORMAT 2.2は持ってるよね^^;
・気になる人はここの下らへんを読んでね
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