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640KB FDDで1D/2Dを書く


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★概要
MS-DOS 2.0より、640KB FDD上で1D/2Dフォーマットの
FDを読む機能が搭載されています。
種類としては8セクタ品と9セクタ品が更にあるため、計4種です。
システムディスク形式の320KBディスク(256セクタ)は非対応です。
・1D/8 : 160KB
・1D/9 : 180KB
・2D/8 : 320KB
・2D/9 : 360KB

★1D/2Dを書く
いずれかの方法で書く事ができます。

1. 2DWRITE.LZH を適用する
現在入手経路がありません。
中身はIO.SYSの差分ファイルです。
2.の項目とやる事は同じです。

2. IO.SYSを書き換える
DISK.TUTという文書をご参照ください。

3.パッチソフトを作る
DISK.TUTという文書をご参照ください。

[DISK.TUT]
https://www.vector.co.jp/soft/data/hardware/se016321.html

また、パッチソフトはコンパイル済のものを用意しています。 
(2DW.LZH > 2DW.COM)
起動毎に実行する必要があるため、
AUTOEXECに登録しておくと便利です。

またIO.SYSは一度書き換えてしまえばパッチソフト不要です。


フォーマットされたディスクにファイルを書くだけであれば、
これだけで読み書きが可能です。

尚、FORMATとDISKCOPYは非対応です。

★フォーマットをする
確証がないため妄想ですが、FORMATでは
ドライブレターに対応するDA/UAを読み込んでおり、
そこからディスクの種別を判断しています。
FDDに関連するDAは以下の4種です。
9h -> 1MB FDD (1.2MB or 250KB)
7h -> 640KB FDD (2DD/8 or 2DD/9)
5h -> 320KB FDD (2D/8 or 2D/9)
3h -> 1.44MB FDD

640KB I/FはDA=7hなので、FORMATは640KB or 720KBを
決め打ちしてフォーマットします。

DA=5hに書き換えると320KB FDとしてフォーマットしようとしますが
こちらは320KB FDD (PC-80S31など)を制御しようとして失敗します。

残念ながら純正のFORMATは使用できないため、
別途フォーマッタを用意する必要があります。

・既存のフォーマッタ
エコロジーでは320KBと360KBのフォーマットが可能です。
しかも起動可能なIPL付でフォーマットしてくれます。

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